無塗装のパネル材を素手で施工すると、知らず知らずのうちに手の汗や皮脂が付着し、時間が経つと手の跡が浮かび上がってくるという現象がおこる場合があります。 施工直後ではなく、5〜10年と長い年月を経てじわじわ浮き上がってくるため、不気味に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
●原因
なぜこのようなことが起こるのか?主な原因は、経年変化によるものです。木材は光(特に波長の長い紫外線)の影響を受け、木材の構成成分であるリグニンや抽出成分が分解され、材面の色合いが変化します。木材を直に手で触れると油分が付着し、その部分だけ経年変化のスピードが異なり、時間の経過につれて手の跡が、徐々に浮かび上がってしまいます。
また、この原因に加えて人間の汗の中に含まれている様々な成分の酸化も起因します。酸化というと難しく聞こえますが、衣服に付着する皮脂汚れと同じ原理です。
なお、この現象は特に日焼けのしやすいマツ類やベイヒバ、スギなどによく見られます。 |
 浮かび上がった手の跡 樹種:ベイマツ |
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