接着剤というと化学合成で作られたものというイメージですが、現在のような接着剤が開発されたのは、20世紀に入ってからで、それ以前は天然物由来のものを接着剤として利用していました。
最も古い接着剤は、アスファルト。その歴史は、人類が道具をつくり、使い始めた石器時代にまで遡ります。黒曜石などでつくられた鏃(やじり)を、木の枝に固定する際に使われるようなりました。
また、旧約聖書にも、かの有名なバベルの塔の建築にあたって、レンガをアスファルトで接着しながら建設したとされ、ノアの方舟にも水が入らないようにアスファルトでシールドしていたと記されています。
その他、身近なものでは、動物の皮を煮出して作った“膠(にかわ)”や、ご飯をつぶして練り上げた“続飯”、“漆”、“でんぷんのり”があります。 |
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