無垢木材を壁に使う場合、あらゆる種類の木が使用できるわけではありません。壁にバランスよく無垢木材を張るためには適した仕様があります。一般的に、壁に木を取り入れたい場合は、「パネリング」という部材が使われます。
‐パネリングの特徴‐
パネリングの特徴として、長さ、薄さ、軽さ の3点があります。この3点を兼ね備えることができるのは、主に針葉樹であることが多いため、パネリングのラインナップの大半は針葉樹が占めています。
A:パネリングの長さ
通常の住宅の天井高は2.4mや2.7m前後の物件が多いため、特に垂直方向に木材を張る場合は、その高さを継ぎ手なしに1本でまかなう長さが必要です。その結果、必然的に長尺物が多くなります。長尺であるには、樹高が高い針葉樹の方が適しているため、壁材にはスギ、ヒノキ、パインをはじめとした白木系の樹種が多くなります。
B:パネリングの薄さ
昔から「床は五分、壁は四分」というように、無垢フローリングの厚みは15mm前後のものが多いのに対し、パネリングは10mm前後と薄めのものが多くなります。これは、上からの衝撃が加わることがなく、フローリングほど高い耐久性が求められないためです。
C:パネリングの軽さ
壁材には、なるべく荷重がかからないものが好まれます。前述のように、無垢のパネリングは比較的薄めに作られる上、針葉樹は比重が低いものが多いため、軽くなります。 |
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