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施工現場には多くの人が出入りするため、仕上げ後の建材に傷や汚れがつかないよう、養生を行いクリーニングをして、お引き渡しとなります。養生やクリーニングは、無垢フローリングの特性を理解した上で行わないと、傷や汚れ以上のトラブルにつながります。塗装によっては、修復しやすいものとそうでないものがあるため、未然に防ぐことが重要です。 今回は、無垢フローリングをきれいな状態でお引渡しをするまでの養生のポイントや、お引渡し前のクリーニング方法、起こってしまったトラブルの対処方法についてご案内します。 |
| 無垢フローリングによくあるお引渡し前のトラブル |
| お引渡し前のトラブルには、@養生テープの糊残り A日焼け B毛羽立ち・白濁 C輪染み D傷(すり傷、凹み傷)E木目に入り込んだ石膏ボードの粉 Fボンド汚れなどが挙げられます。では、このようなトラブルを未然に防ぐにはどうすればよいのでしょうか。 |
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| 養生のポイント |
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@養生資材の選びかた 養生資材には、弾力性や通気性の高さから、養生ボードがおすすめです。ベニヤ板やブルーシートを用いることもあるようですが、ベニヤ板は弾力性が低いため、隙間から細かな塵やホコリが入りやすく、傷や汚れの原因につながります。ブルーシートは通気性が低いため、湿気が無垢フローリングと養生の間にこもり、毛羽立ちや白濁の原因になります。また養生ボードを留める際はマスキングテープではなく、粘着力が弱めの養生テープを用いるのがおすすめです。これは、マスキングテープでは糊残りが生じたり、工事期間中に取れてきてしまうことがあるためです。 A養生前のクリーニング 養生をする際は、表面クリーニングを念入りに行いましょう。細かな石・砂・塵・ホコリなどのゴミを、乾拭きでしっかりと取り除くことで、ゴミと養生面が擦れて細かな傷がつくのを防ぎます。水拭きをすると、湿気による膨張や、塗装によっては毛羽立ち・白濁の原因となるため、毛先の柔らかいほうきでの掃き掃除や雑巾での乾拭きを行ってください。 B養生の方法 無垢フローリングならではの、トラブルを未然に防ぐ養生の基本は2点です。表面クリーニングを念入りに行った上で、養生ボードを隙間なく敷き込むことと、フローリングに直接養生テープを張らないことがポイントとなります。これは、隙間がゴミや汚れの最も大きな原因となることや、わずかな隙間からあたる日差しが無垢材の経年変化を進行させ、養生が施されている箇所との色味の差につながったり、糊残りの原因になるためです。 |
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| お引き渡し前のクリーニング |
| 養生をはがした後に行うクリーニングは、無垢フローリングのお引渡し前の最終工程となります。ここで、合板のクリーニングのように、水拭きをしたり合成樹脂系のワックスを使うなど、クリーニング方法を間違うと、きれいに仕上がった状態を大きく損ねてしまうことになるので注意が必要です。水拭きやワックスがけをしたい場合は、「Arbor水性クリーナーワックス」をお使いください。 |
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| お引渡し前のトラブル解決方法 |
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しっかり養生を行っていても、クリーニング中に気になる箇所が出てくることがあります。ここでは、冒頭に挙げたよくあるトラブルの解決方法をご紹介します。 無垢フローリングの仕上げには、「浸透性塗料による塗装」と「コーティング系の塗装」の2種類があります。トラブル解決に当たっては、施工したフローリングがどちらのタイプの塗装かを確認することが重要です。浸透性塗装のフローリングは、木の表面が塗膜によって完全に覆われていないため、表面を削ることで、比較的簡単に解決できます。 ●無垢フローリングの塗装について ・浸透性塗料とは…オイル塗装に代表される塗料で、木材に塗ることで木を保護します。木の質感を活かします。 ・コーティング系塗装とは…表面にウレタン樹脂などの硬い塗膜を作ります。複合フローリングにも使われ、水や汚れに強いのが特長です。 |
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| ※サンディングから再塗装までの詳しい手順については、見る木活かす木【667号】「どうすればいい?無垢フローリングのお手入れ方法〜浸透性塗料編〜」 |
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