ポンデロサパイン 不燃・準不燃処理パネリング
内装制限空間に使用できる無垢木材
【 652 号 】
ユニークな松系の不燃・準不燃木材
ポンデロサパインは北米大陸に広く分布し、蓄積量も豊富な針葉樹です。語源は、「ponderous」(非常に重い)。どっしりとした印象からきています。
杉や桧が中心の不燃木材の中で、ユニークな松系、ポンデロサパインの不燃処理パネルをご紹介するとともに、建築基準法による内装制限の概要を解説いたします。
ポンデロサパインの枝の成長は日本のマツやヒノキによく似ています。クリーミーホワイトの材面に、大きさの異なる節がランダムに並ぶなど、日本人好みの表情を持っています。そのため洋のテイストだけでなく、和の味わいを備えています。
材質はやわらかく、しかも磨耗に強い。ヤニつぼがごく少なく、仕上がりは大変に滑らかです。乾燥による干割れが極めて少ないことも特長で、フローリングをはじめ家具やドア・木製窓の枠材などに使用されています。
ポンデロサパイン 立木
ポンデロサパインパネリング
ポンデロサパイン不燃処理材の安全性と特徴
当製品に使用される不燃液の主成分は、ホウ酸複合化合物です。この薬液は、無色無臭で不燃処理後にも木の香りが残ります。また、木の持つ調湿作用も素材感ともに変わることがありません。木材には、加圧注入方式により薬液が満遍なく浸透しています。摂氏250度以上の高温にあたると吸熱分解反応を起こし、炭化状態のまま燃焼を阻止します。
(財)日本建築総合試験所によるホルムアルデヒド試験では、平均値0.1mg/L未満と極めて小さく、(財)食品農医薬品安全性評価センターによるラットを用いた急性経口毒性試験、ウサギによる皮膚刺激性試験などのデータにより安全性が確認されています。
また、不燃処理されたポンデロサパインには防蟻、防腐効果があり、伸縮や反りが減少し、曲げや圧縮に対する耐久性が増すという特徴も備えています。
廃棄処分の際には、可燃物としての処理ができます。
なお、この不燃液は弱酸性のため、施工にあたってはサビに強いステンレス製・クロームメッキ製の釘やビスを使用します
内装制限に関する建築基準法の概要
内装制限とは?
たとえば暖炉のある部屋に天然の木材を壁や天井として使用する場合、その構造や火気の位置などにより、国土交通省の認定を得た「燃えにくい」木材を使わなくてはなりません。
内装制限とは、火災発生時にフラッシュオーバー(※)にいたる時間を遅らせることにより延焼を防ぎ、避難や消火を促すためのもので、壁面と天井の仕上げ材を法律により限定するものです。
※フラッシュオーバー:火災が次第に拡大して可燃性ガスが部屋の上部にたまり、それが燃焼範囲に入ったときに一気に引火し、部屋全体が爆発的燃焼を起こすこと。火災が発生してフラッシュオーバーに至るまでの時間が避難の許容時間です。
不燃性能と難燃、準不燃、不燃の違い
不燃木材の定義は、下表の通りです。万一火災が発生した場合、不燃性能の三つの要件を一定の時間満たすことが出来るかどうかで決まります。そして法律では建築物の条件により、使用すべき不燃の種類を指定します。
簡易燃焼実験
写真はポンデロサパインの不燃処理材(品番:PPP07)と未処理材の、ガスバーナーによる簡易燃焼実験の結果です。
不燃処理材
20分加熱しても一点が赤くなるだけ。加熱部分だけが炭化し、煙も炎も上がりませんでした。
未処理材
加熱開始から2分後に煙とともに炎が上がり、5分後には燃焼が裏面にも広がり、5分で実験を終了しました。
性能評価試験
不燃木材の認定は、建築基準法が定める性能評価試験の合否により決定します。その試験とは、コーンカロリーメータという装置により、先ずは商品から抽出された試験木材を加熱、燃焼させます。そのとき発生する燃焼ガスの一部を取り込み、総発熱量、発煙性、発生ガス成分を測定するというものです。
ポンデロサパイン不燃処理パネリング 内装用
品番:PPP07
グレード:ノッティA
塗装:無塗装
サイズ:18×110×4000o 入数:5枚/ケース
国土交通省不燃材認定番号:NM-0750
ポンデロサパイン準不燃処理パネリング 内装用
品番:PPP08
グレード:ノッティA
塗装:無塗装
サイズ:13×105×3900o 入り数:8枚/ケース
国土交通省不燃材認定番号:QM-0255
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