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マルホン 無垢木材についてついての疑問・質問


ペット用の無垢フローリングはありますか?

ペット用フローリングのご用意はございませんが、犬や猫などペットを飼われているご家庭でも無垢フローリングをご使用いただくことは可能です。ペットと暮らすための床材を選ぶ上で重視したいポイントとして、「堅さ」「滑りにくさ」「汚れにくさ」の3点が挙げられます。それぞれのご家庭の優先順位に合わせて樹種や塗装をお選びください。


<堅さ>
木の堅さは、種類によってやわらかいものから堅いものまで様々です。やわらいかい木は密度が低く、傷つきやすいという面もありますが、衝撃を吸収するためペットの足腰への負担は少なくなります。その一方で、堅い木は密度が高く傷がつきにくい反面、その上で走り回るペットへの負担は大きくなります。

「木の堅さ」についてはこちらでも詳しくご紹介しております。
▼針葉樹と広葉樹の違い
https://www.mokuzai.com/in_di-58


<滑りにくさ>
一般的なフローリングには、表面に塗膜を形成する「コーティング系塗装」が施されています。硬くコーティングされた床は滑りやすく、室内を走り回ったり高いところから飛び降りたりした際に、ペットの足腰に負担がかかります。
一方無垢材の場合、無垢材内部に塗料を染み込ませる「浸透性塗装」を施すこともできます。表面に硬い塗膜を形成しないため、ペットにとっては滑りにくくなります。

▼選べる塗装
https://www.mokuzai.com/Product/standardcolor

また、無垢材の種類によっても滑りやすさが変わります。木目の穏やかな散孔材に比べ、木目のはっきりとした環孔材の方が滑りにくい傾向にあるようです。
[木目がはっきりしている環孔材] アッシュ、オーク、クリ、ケヤキ、タモなど
[木目がおとなしい散孔材] カバザクラ、バーチ、メープルなど

さらに、無垢材に表面加工を施すことで、木材の表面に凹凸ができ、滑り止め効果が期待できる場合もあります。
▼選べる表面加工
https://www.mokuzai.com/Product/surface


<汚れにくさ>
オイルフィニッシュなどの浸透性塗装に比べ、ウレタンなどのコーティング系塗装フローリングの方が、表面に硬い塗膜を形成するため、耐水性・対汚染性は高くなります。

▼浸透性塗料
https://www.mokuzai.com/Product/standardcolor_arbor

▼コーティング系塗料
https://www.mokuzai.com/Product/standardcolor_coating