硬いコンクリートの上を歩いていると、すぐに脚が疲れてしまい、歩きにくいと感じたことはありませんか?これは、コンクリートが足から受ける力を吸収せず、ダイレクトに足に跳ね返してしまうためです。コンクリートの上を歩く際、体重の約2.5倍もの衝撃が足腰にかかるといわれているほどです。
逆に、毛足の長いカーペットのように軟らかすぎても、力を吸収してしまい、足に余分な力を入れなければならないため、歩きにくさを覚えます。新雪の上やぬかるんだ土の上を歩いている様子を想像すればイメージしやすいかもしれません。
この衝撃吸収力について興味深い実験結果を紹介しましょう。畳・木材・プラスチック・大理石の上に砂を詰めたガラス球を落下させ、素材毎の割れる高さを測定したもので、落下高さが高いほど衝撃吸収力が大きいと判断することが出来ます。その結果、木材は30〜40pで、畳の2mには劣るものの、プラスチックの10〜20p、大理石の15pと比べて衝撃吸収力が大きいことが分かります。 |
 ポンデロサパイン フローリング |
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 材料で違う衝撃吸収力 出展:宇野英隆『建築アラカルト』鹿島出版会 |
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