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2018.08.14 | レポート

木の不思議~水に沈む木~

毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
熱中症などにはくれぐれもお気を付けください。

突然ですが、木は水に浮くもの、と考えてはいませんか?
いかだや川を流れる木の枝のように、当然のごとく木は水に浮くものだと思っている方が多いかもしれません。
木は多くの空気を含み、比重(水の量を1としたとき、同じ体積の重さ)が軽いために水に浮きますが、実は世界には水に沈む木というのも存在します。
例えば世界で一番重い木といわれているリグナムバイタや、外部のデッキなどで使われるイペといったような木材です。
リグナムバイタの比重は1.3、イペは1.05です。これに対し、例えばスギの比重は0.38、ナラは0.67で、水に浮くのです。

水に浮かぶ木、沈む木

木を構成する細胞と細胞の間には、無数の孔=空気の隙間が空いています。
細胞と空気の隙間の割合を空隙率(クウゲキリツ)というのですが、重い木は空隙率が低い=細胞が詰まっているため硬くなります。
逆に軽い木は空隙率が高いので、比重も小さく、木は柔らかいということになります。

施工例画像

その他下記URLにも詳しく記載がございますので、是非ご覧ください。

▼針葉樹と広葉樹の違い
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-58

▼無垢フローリングの堅さ
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-35

東京ショールーム本社ショールームにはそれぞれの木材サンプルがございます。
実際に触れてみることで、木材の不思議を感じてみませんか?
また、お子様の自由研究のテーマ選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
スタッフ一同、みなさまのご来店をお待ちしております。

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