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2022.05.18 | レポート

スタンダードな90㎜巾無垢フローリングの魅力

無垢フローリング選びの際、樹種や色を選ぶのはもちろん重要ですが、フローリングの巾(はば)もインテリアの印象を左右する大切なポイントとなります。

現在、弊社のラインナップには最小で35mm巾、最大で210mm巾の無垢フローリングがあり、お好みやインテリアイメージ、価格など、ご希望に合わせてお選びいただくことができます。
近年は巾広のフローリングを見かけることが多くなりましたが、一般的なフローリングは75mm巾〜90mm巾程度のものが多く、マルホンでもオークやチーク、ウォールナットなどの定番樹種はもちろん、さまざまな樹種で90mm巾の無垢フローリングをご用意しています。今回のブログでは、スタンダードな90mm巾の無垢フローリングの魅力をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

まずはヨーロピアンオークの90mm巾無垢フローリング。
ナチュラルな色味が人気のヨーロピアンオークは、はっきりとした木目やペンシルスティック、虎斑(とらふ)など、豊かな表情を持っています。
無垢フローリングは1ピース1ピースが唯一無二の存在で、それぞれに異なる色・木目があるため、床一面に張ったときに自然な濃淡が生まれます。巾が広すぎず狭すぎない90mm巾にすると、その濃淡がリズミカルに現れ、巾広フローリングと比較すると、表情の変化に富んだ仕上がりになります。

ヨーロピアンオーク 無垢フローリング
ヨーロピアンオーク 無垢フローリング 90㎜巾

そのため、個室や廊下などの面積の小さな空間でも、単調にならずに無垢木材らしい豊かな表情を楽しむことができます。また、巾広のものと比較すると、細身のフローリングは空間の長さを強調し、奥行きを生み出してくれる効果もあります。90mm巾のフローリングはお部屋を選ばず、さまざまな空間に取り入れやすいサイズと言えます。

ヨーロピアンオーク 無垢フローリング
ヨーロピアンオーク 無垢フローリング 90㎜巾

つづいてチークの90mm巾無垢フローリング。
オークよりもやや濃いめの色と艶感のある見た目が好まれるチーク。チークの材そのものにはほかの樹種に比べて油分が多く含まれており、耐久性が高く過酷な寒暖差にも耐えうる材として古くから豪華客船の甲板、内装などにも使われてきました。
無垢フローリングには調質作用があり、空気中の水分を吸ったり吐いたりすることで、快適な湿度環境をつくりだしてくれます。この湿度を調整するときに、無垢フローリングは巾方向に膨張と収縮を繰り返しますので、湿度の高い梅雨〜夏にはフローリングの隙間が小さくなり、反対に空気が乾燥する冬になると、隙間が開きやすくなります 。巾が広くなればなるほど隙間ができるリスクも高くなりますが、90㎜巾の無垢フローリングは、広すぎない巾で隙間のリスクを軽減することができますね。

チーク 無垢フローリング
チーク 無垢フローリング 90㎜巾

つづいて、古くから最高級の家具・内装材として人気のあるウォールナットの90mm巾無垢フローリング。
深い色味と穏やかな木目が特徴のウォールナットは、落ち着きのあるフローリングをお探しの方に人気の樹種です。
無垢フローリングの場合、巾が広いほど一本の丸太から採れる量に限りがあるため、その分価格が高くなる傾向にあります。90㎜巾無垢フローリングは、生産しやすいサイズであるため、比較的お財布にもやさしい価格でご用意することが可能です。

ウォールナット 無垢フローリング
ウォールナット 無垢フローリング 90㎜巾

最後にその他の樹種の90㎜巾フローリングをご覧ください。

”カバザクラ
カバザクラ 無垢フローリング 90㎜巾
タモ
タモ 無垢フローリング 90㎜巾
アメリカンブラックチェリー
アメリカンブラックチェリー 無垢フローリング 90㎜巾

以上、90mm巾の無垢フローリングはいかがでしたでしょうか。
お部屋の大きさを選ばず、比較的低価格で無垢木材の表情を楽しむことができる90mm巾。ぜひ一度、ご検討されてみてください!

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