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2023.02.22 | レポート

部屋とネコと床材

今日は2月22日、猫の日です。
猫を家族の一員として迎える家庭が増えています。
飼い猫の中には、屋外に一切出ることのない猫も少なくありません。生活の場が室内メインの猫にとって、床材は重要な環境要素です。

アッシュ熱処理無垢フローリングと猫
今回は、猫にとってやさしいフローリング、一緒に暮らす人にとってお手入れが楽なフローリング、という2つの視点から、フローリングを選ぶポイントをご紹介します。

■猫の足腰にやさしいフローリング:浸透性塗料で仕上げた無垢フローリング
活発に飛んだり、猛ダッシュを繰り返したり、予期せぬアクロバティックな動きが魅力のひとつでもある猫。そんな猫にとって足腰にやさしいフローリング材は、スギヒノキパインといったクッション性のある柔らかめの材や、オークナラタモチークなどの適度な堅さでグリップが利く材です。
特に柔らかめの材を選んでいただくとあたたかみがあり、冷えを感じづらいのでおすすめです。また、クッション性があるためケガ防止対策にもなります。

天竜スギ無垢フローリングと猫
さらに仕上げの塗装に 浸透性塗装 を施すことで、より滑りにくくなります。
浸透性塗装は、お手入れが大変だという面がありますが、実は大きなメリットがあります。
それは、床材に付いてしまった傷やシミのメンテナンスがご自身で簡単にできることです。
粗相や猫の吐き跡、またカリカリと引っ掻いてしまった爪跡なども、住んでいる方がご自身で簡単に補修することができます。
浸透性塗装のメリット
 ・猫の足腰にやさしい
 ・キズや汚れがついても補修ができる
 ・塗膜が無いため、キズがついても目立ちにくい
浸透性塗装の注意点
 ・汚れを長時間放置するとシミになりやすい
 ・気軽に水拭きができない
(Arbor水性クリーナーワックスを使用しての水拭きはOK)

アクロバティックな猫

■お手入れが楽なフローリング:コーティング系塗装、高機能塗料で仕上げた無垢フローリング
お手入れがとにかく楽で、毎日水拭きをしたい!という方には コーティング系(ウレタン)塗装 がおすすめです。プラスチックの塗膜で無垢材をコーティングする塗装のため、汚れに最も強い塗装です。ただし、ツルツルとした塗膜感があり、浸透性塗装に比べると滑りやすく、猫の手足に負担がかかるため注意が必要です。
コーティング系塗装のメリット
 ・汚れ、キズがつきにくい
 ・気軽に水拭きができる
コーティング系塗装の注意点
 ・滑りやすいため、猫の足腰への負担が大きい
 ・塗膜にキズが付くと補修が難しく、目立つ場合がある

お手入れが楽チンなのは外せない、でもツルツルとした感触は嫌!という方におすすめなのが、高機能塗装 です。高機能塗装は、耐水性がありながら、触り心地は浸透性塗装に近いという特徴があります。
高機能塗装のメリット
 ・汚れがつきにくい
 ・気軽に水拭きができる
 ・浸透性塗装のような質感のため滑りにくい
 ・キズや汚れがついても補修ができる
高機能塗装の注意点
 ・耐汚性はコーティング系塗装の方が高い
 ・浸透性塗装と比較してコストがかかる

無垢材は気持ちイイにゃ

いかがでしょうか。マルホンショールームでは、実際に無垢フローリングの踏み心地をお施主様(飼い主様)に体験していただけます。愛猫と暮らすお部屋の床材選びにぜひお近くのショールームにお越しください。
*福岡ショールームを除き、マルホンの各ショールームはペット同伴不可となっております。
愛猫と一緒に足触りを確かめたい、という場合はお持ち帰り用のカットサンプルを各種ご用意しております。あらかじめご了承ください。

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