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2023.08.23 | レポート

世界三大銘木「マホガニー」の魅力

チーク、ウォールナットと並び、「世界三大銘木」と称されるマホガニー
マホガニーという言葉は「黄金色」を意味しており、16世紀にカリブで発見されたことから「カリブの宝」と呼ばれることもあります。
今回は、そのマホガニーについてご紹介していきます。

マホガニー施工例
マホガニー 無垢フローリング 120mm巾

マホガニーとは、センダン科マホガニー属に属する3種の木の総称で、大きさは約30メートルにまで成長します。
昔から高級家具としても使われてきた木材の為、耳にしたことがある方も多いかもしれません。
赤味を帯び、黄金のようにきらめく光沢と杢が、奥深い高級感を演出してくれる素材です。

20230823_マホガニー森.jpg



現在、マホガニーは乱伐や違法伐採を防止するために取引が制限されており、自生した材の入手が難しいため、計画的な植林が進んでいます。
マルホンでのマホガニーは、ホンジュラスマホガニーの苗をインドネシアで育てた植林材を使用しています。
植林された森林は、温室効果ガスのひとつである二酸化炭素を吸収し、地球温暖化の防止に役立つだけでなく、現地の住民を雇用することで経済的な支援にも繋がっています。

お次に、マホガニーの特徴をご紹介します。

20230823_マホガニーリボン杢.jpg
▲マホガニー リボン杢

マホガニーの特徴は様々ありますが、やはり赤味がかったその色味と、ストライプ状に現れる「リボン杢」ではないでしょうか。
見る角度によってキラキラと輝くその木肌は、とても上品な気質さえ感じます。

また、寸法安定性が高く動きにくいため、豪華客船の内装や家具、楽器などにも使われてきました。
人々の生活とともにあった木材といえます。


お次に、経年変化を見てみましょう。

20230823_マホガニー経年変化.jpg
▲マホガニー 経年変化

マホガニーは、元々淡い色をしていますが、経年変化によって、深みのある赤褐色へと変化していきます。
変化のスピードが早く、濃淡のある表情が落ち着いていくのが特徴です。
白、グレー、黒のインテリアと合わせると、高級感の中にもあたたかみが感じられ、人気の高い樹種となっています。

いかがでしたでしょうか。
世界三大銘木であるマホガニー。
その歴史や背景を知ると、また違った愛着が湧くかもしれません。
無垢材を選ばれる際に、是非ご参考ください。

▼マホガニー製品ラインナップ
https://www.mokuzai.com/Product/Flooring/pjid81

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