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2023.11.08 | お手入れについて レポート

無垢木材を活かす「Arbor植物オイル」

無垢木材が持つ、天然の木目の美しさ、優しいぬくもり。

今回は、こうした無垢木材の特徴を活かす、自然塗料「Arbor植物オイル」をご紹介します。

マルホンのフローリングは、基本的に「塗装」を施したものをご用意しております。

何も塗装を施していない「無塗装」のままだと、材面に汚れが入り込みやすく、すぐシミになってしまうリスクがあります。

汚れから保護する役割を果たす「塗装」はとても重要なものです。

塗装の種類は、自然塗料の「浸透性塗装」やお水に強い「コーティング系塗装」など、生活スタイルに合わせてお選びいただけます。

ー塗装の種類とその選び方ー塗装を知ると無垢材はもっと楽しめるー

「Arbor植物オイル」は、塗料を木材に浸透させる「浸透性塗装」。

「Arbor植物オイル」を使用したオイルフィニッシュと呼ばれる仕上げは、表面に硬い塗膜を形成しないため、無垢木材の持つ「調湿作用」を妨げず、木の質感そのものを感じることができます。

マルホンオリジナルの「Arbobr植物オイル」は、健康にも環境にも配慮した、100%天然成分の自然塗料。原料は、【エゴマ油・桐油・ライスワックス】の3点のみ。溶剤を一切含まない、純度の高い植物原料のオイルです。

▲エゴマ/桐油/ライスワックス(米ぬか由来)※左から

無垢木材の持つ質感と木肌のあたたかさはそのままに、木目やツヤなどそれぞれの樹種の魅力を一層引き立てます。

▲ヨーロピアンオーク(左:無塗装 / 右:植物オイル塗装)

▲アメリカンブラックチェリー(左:無塗装 / 右:植物オイル塗装)

上の画像は、樹種ごとの無塗装と植物オイル塗装の比較です。植物オイルにより、木本来の色味を引き出し、木目が際立つ、濡れ色が美しい仕上がりになります。また、無垢木材ならではの色の変化である「経年変化」も楽しめます。

ナチュラルな塗装ゆえに、気になるのがフローリングのお手入れ。

年に一度ほど、「Arbor植物オイル」にて塗料の上塗りをおすすめしておりますが、作業としては難しいことはありません。

ウエス(布きれやタオルなど)で「Arbor植物オイル」を少し付けて、フローリングに薄く擦り込んでいただき、その後、乾いたウエスで乾拭きをしたら完了です。

家具などの下を過度にメンテナンスする必要はありません。気付いた時に気付いたところをメンテナンスしていただく程度で大丈夫です。

伸びが良く、さらっとしたオイルなので、きちんと乾拭きをすれば、べたべたすることなく、仕上がりは滑らかです。

また、多少の傷やシミがついても恐れることはありません。紙やすりでご自身で補修していただくことが可能です。

無垢フローリングのお手入れ方法 – 浸透性塗料編

お手入れをしながら、使い込むほどに味わいとなり、愛着も湧いてきますよ。

マルホンのショールームでは、スタッフによる「Arbor植物オイル」のメンテナンス実演もご覧いただくことができます。

ぜひお近くのショールームへお越しください。

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