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2024.02.07 | お手入れについて

無垢木材 欠けた部分の補修方法

お部屋の模様替えで重い家具を移動したら、
思いがけず引きずったりぶつけたりしてしまいフローリングがかけてしまった!ということがあるかもしれません。
そんな時、無垢フローリングは簡単にご自身で補修する事ができます。

今回は無垢フローリングが欠けてしまった時の補修方法をご紹介します。
※マルホンの浸透性塗料仕上げのフローリング・テーブルの補修方法です。

サイドに欠けが生じた無垢木材
▲サイドに欠けが生じた無垢木材

【ご用意いただくもの】
・瞬間接着剤
・紙やすり(240番)
・ウエス(いらなくなったTシャツ等の端切れ)
・現在お使いのフローリングの仕上げと同じ塗料 ※今回はArbor植物オイルを使用しています。

【補修方法】
① まず、補修する箇所の埃等を取り除きます。
つまようじや安全ピン等の先がとがったものを、欠けが生じた部分に差し込み、少し浮き上がらせます。
※深く差し込み過ぎると欠けが広がりますのでご注意ください。

つまようじを欠けが生じた部分に差し込んだ様子
▲つまようじを欠けが生じた部分に差し込んだ様子

② 隙間に瞬間接着剤を流しこみます。
※木工用ボンドではなく、アロンアルファなどの瞬間接着剤をご使用ください。

隙間に瞬間接着剤を流しこむ様子
▲隙間に瞬間接着剤を流しこむ様子

③ つまようじを抜いて、表面を押し圧着させます。
実部分(フローリングの溝)に瞬間接着剤がついた場合は取り除いてください。

つまようじで表面を圧着させている様子
▲つまようじで表面を圧着させている様子

④ 完全に瞬間接着剤が固まった後、表面にはみ出した瞬間接着剤や欠けが生じた部分の凹凸を、紙やすりで表面がなめらかになるように削って仕上げます。
削った後の木粉はウエス等で拭き取ってください。
実部分に入った木粉は歯ブラシ等の細かいブラシを使用するとお掃除しやすいです。

接着剤が完全に固まった後、表面を紙やすりで削った様子
▲接着剤が完全に固まった後、表面を紙やすりで削った様子

⑤最後に、フローリングの仕上げと同じ塗料を擦り込むように塗装し、しっかり乾拭きをしておしまいです。
※フローリングの仕上げ塗料をご確認の上、再塗装を行ってください。

塗料を再塗装している様子
▲塗料を再塗装している様子

浸透性塗装の詳しいお手入れ方法・再塗装方法は下記ページをご参照ください。
▽無垢フローリングのお手入れ方法 – 浸透性塗料編
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-129

欠けが生じた無垢木材を補修
▲補修後

完璧に目立たなくなるわけではありませんが、表面がなめらかになり引っ掛かりがなくなりました。

浸透性塗料で仕上げた無垢木材は、気が付かないうちについてしまった傷や汚れを、ご自身で簡単に補修する事ができます。

その他のお手入れ方法は下記ページをご参照くださいませ。
▽無垢フローリングの凹み傷のつき方と補修方法
https://www.mokuzai.com/contents/blog/2022-0504/
▽無垢フローリング えぐれた傷の補修方法
https://www.mokuzai.com/contents/blog/2023-0628/?category=2

マルホンのショールームでは、無垢木材のメンテナンス方法を専門のスタッフがご案内しております。
気になる方はぜひ、ショールームへお越しください。
また、オンラインでのご相談も可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

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