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2020.09.30 | 事例紹介

住まいの“顔”、框

「框-かまち-」と聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。実は住宅の中で最もたくさんの人に踏まれる場所、玄関の「顔」といえる部材が「」です。

玄関で履物を脱ぐスペースを「三和土(たたき)」といいますが、その三和土から最初に足を置く場所が框となります。廊下や玄関ホールに使用する床材の切断面を隠す化粧材で、住宅に出入りする人が必ず通る場所であり、時にはかなり重たい荷物が無造作に置かれることも。つまり住宅の中でも最も多くの人の目に触れる上に、より高い耐久性が求められる内装部材が「框」というわけです。

しかし、いざ新築やリフォームを検討する際に、「框はどうしよう」と考える方は意外と少ないのも事実。床材、壁材、キッチン、家具…内装のイメージが膨らむのは住宅のメインとなるエリアが多いものですよね。
今回のブログでは、玄関の顔、ひいては家の顔ともいえる「框」にスポットを当ててご案内いたします。

マルホンでご用意している框の形状は下記の3種類と付框2種類。

5種類の框
▲5種類の框

用途、デザインに合わせてお選びいただくことが可能です。いずれもしっかりとした厚みがあるので、表面加工などを施すこともできます。また、塗装は草木染やワイピングを含め、「選べる塗装」からお好みのものをお選びいただけます。

挽板框
厚みのある無垢挽板と心材を組み合わせた構造で、最も人が動く場所でも安心感のある耐久性を備えています。人を迎え入れる玄関にふさわしい品格や重厚感のある上がり框です。

挽板框
▲挽板框

平框
コンパクトな上がり框で、すっきりとした空間に仕上がります。玄関に限らず、お部屋の中の小上がりやダウンフロアの上がり框としてもご使用いただけます。

平框
▲平框

リフォーム框
既存の框に貼り込むだけで簡単に施工できる、リフォームに最適な玄関框です。もちろんご新築にも使用可能です。
※施工後は前述の挽板框と同様の見え方になります

リフォーム框
▲リフォーム框

上がり框と同じ高さで、土間と壁の境目を隠す見切り材としての役割を果たす部材を“付框”といいます。シンプルな部材ながらも、素材感・高級感を感じさせ、空間にアクセントをもたらします。
挽板框やリフォーム框には「付框A」を合わせます。

付框A

付框A
▲付框A

平框には「付框B」を合わせます。
付框B

付框B
▲付框B

ここまでカタログに掲載されている形状の框をご紹介いたしました。
もちろんこれ以外の形状の框も作成可能です。
厚みを薄くしたり、断面形状を工夫したり、インテリアに合わせてお好みの形状に仕立てることができます。
「玄関をこんなふうにしたい!」というご要望をぜひご相談ください。
きっと理想通りの玄関に仕上げることができるはずです。

いかがでしたでしょうか。
框材によって玄関の印象もグッと変わりますね。
ショールームでは框の現物サンプルをご用意しています。
床材と併せてコーディネイトすることが可能です。
みなさまのご来店をお待ちしております。

【製品情報】
▼框
https://www.mokuzai.com/Product/kamachi

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