アルビジアフローリング

ウォールナットはクルミ科の広葉樹。滲んだ墨絵のような雰囲気があり、この独特な深みのある色合いが家具・楽器・彫刻など装飾性の高い多様な用途を生んでいます。

アメリカンブラックチェリーは高級家具の材料として、古くからヨーロッパへ輸出されており、シェーカー家具の職人が、「ニューイングランドマホガニー」と呼んで愛用しました。

メープルは北米では、古くから家具に使用され、特に鳥目杢があるものは、バーズアイメープルと呼ばれ、珍重されてきました。

パイン材は日本語で「松の木」。柔らかな木目と材質を持ち、加工しやすく、建材だけではなく家具などにもよく利用されます。

重厚感に満ちた表情と色合いが人気のチーク。古くから、船の甲板に使われるなど、その優れた寸法安定性と耐久性には定評があります。

オークはブナ科コナラ属の総称。日本語では落葉樹はナラ（楢）、常緑樹はカシ（樫）と呼ばれ、昔から馴染み深い木材です。虎斑（トラフ）が出るのが特長です。

タモ・アッシュ

タモ材は、モクセイ科の広葉樹。ヤチダモやホワイトアッシュのことを指します。はっきりとした力強い木目を持ち、和・洋どちらのインテリアにも馴染みます。

バーチ材は主に寒冷地に育つカバノキ科の樹木です。柔らかな木目と、部分的にキラリと光る放射杢を持つのが特徴です。

サペリは、西、中央、東アフリカの熱帯雨林に広く生育するセンダン科の落葉広葉樹で、別名サペリマホガニー、ゴールドコーストシダーなどとも呼ばれます。深い赤褐色と艶のある木目が魅力です。

桜材と一口に言っても、本物の桜材から、カバ材でありながら木柄が似ているため桜と呼ばれる材もあります。 桜材は、材面が滑らかで自然な光沢と穏やかな木目が特長です。

日本人にとって古くから馴染み深いスギは、その温もりや心地良い香りなどにより、今なお根強い人気があります。空気層が厚く、保温性、断熱性に優れているスギは、人の体温を奪いません。

最古の正史である『日本書紀』にもその名が登場するヒノキは、古くから最高級の建築材として知られてきました。

秋の味覚として親しまれているクリ。建材としては、縄文時代の遺跡からクリの柱が発見されているように、古くから重宝されていたようです。

古くから、食用として親しまれてきたクルミ。その硬い殻が家庭を守ってくれるとの思いから、「家庭円満」の象徴として、お正月のおせち料理にも登場します。

世界三大銘木のひとつ・マホガニーは、16世紀にカリブで発見されました。以降、古くは宮殿、ホテルや豪華客船の内装、家具などとして、世界中で使用されてきました。