パイン材は日本語でいうと松の木のこと。柔らかな木目と材質を持ち、加工しやすく、建材だけではなく家具などにもよく利用されます。パイン材というと北欧産のシルバーパイン(欧州赤松)が有名です。
素足がよろこぶ、柔らかさ。
等間隔に並ぶ節と、白味と赤味が混在するナチュラルさが魅力の北欧の赤松で「レッドウッド」とも呼ばれます。清潔感あふれる材面は年月を経て飴色に変化し、マツ特有の美しさを味わうことができます。針葉樹ならではの柔らかさが、素足にぬくもりと心地よさを伝えます。
楽譜のように、規則正しく。
産地では「レッドウッド」と呼ばれる北欧の赤松。材面は比較的柔らかく、経年変化により飴色がかってきます。大小の節がランダムに散在するヒノキやスギとは異なり節の大きさと間隔が揃っているため、壁面として張り上げるとリズム感のある仕上がりになります。
じわじわと、赤みを帯びていく。
ピーラーとは、本来はロータリー単板(薄い合板用の板)を取ることができる高品質材の等級名称ですが、日本では天然ベイマツの大径木を指します。細かい木目が特徴で、年を経るごとに赤味が増していきます。樹脂分を多く含むので、内装用としてヤニ抜き処理を施しています。