●汚れやシミがついてしまったら《黒ずみ・皮脂汚れ》 こまめに掃除をしていても、ついてしまう黒ずみや皮脂汚れ。その場合は、弊社の
Arbor水性クリーナーワックスを水道水で約10〜15倍に希釈した水溶液にきれいな雑巾を浸し、固く絞って拭き掃除しましょう。
《染み込んだ汚れ》
お醤油やコーヒー、マジックなどのひどい汚れが付いてしまった場合は、その部分を#180程度のサンドペーパーで削り落としてから#240〜320程度のサンドペーパーで木地調整し、再塗装します。(再塗装の方法は、下記を参照下さい。)ペットの排泄物などによる汚れも同じ方法で補修できます。
ただし、汚れが木材の深い層まで染み込んでしまった場合は、専門業者へ依頼した方よいでしょう。
なお、補修当初は再塗装された部分と、その周辺部分とでは色やツヤなどに微妙な違いが生じることがありますが、経年変化によって次第に馴染んできます。
●毛羽立ちが生じてしまったら 水分を含んでしまい、毛羽立ってしまった場合は、ストッキングにウエスを詰め込んだもので擦ると取り除くことができます。その後、その部分を蜜蝋ワックスを馴染ませてください。ストッキングの微小な網目が毛羽立ちを取り去るのに適しています。またスチールウールでも同じ効果が期待できます。
特にナラ、シルバーチェリー、タモ、ウォールナットは毛羽立ちが生じやすいので注意しましょう。
●白濁が生じてしまったら ワックス塗装のフローリングに水分をこぼして長時間放置してしまうと、水とワックス成分が反応して白濁をおこす場合があります。そうなってしまった場合、軽度の白濁ならば、弊社取扱いの
Arbor水性クリーナーワックスやエタノールでふき取りましょう。それでも取れない場合は、サンディングをして、白濁部分を削り取り、再塗装してください。