タモ 床暖房対応 無垢フローリング 75mm巾 柾目
―明るい色味と木綿のような肌触り―【667 号】

 寒冷地でゆっくりと成長した目の詰まった上質なタモ材のなかから、寸法安定性の高い柾目のみを使用した、床暖房対応フローリング。柾目特有のすっきりした縞模様と、タモ本来の明るい色合いを活かし、ナチュラルに仕上げています。

柾目+特殊乾燥処理で寸法安定性を向上

 かつて、木材の乾燥技術が今ほど発達していなかった当時、柾目に挽かれた無節材は、建材として特に重用されていました。それは、木目がまっすぐに通る柾目は、板目に比べて歩留まりが低く、希少価値が高かったことに加え、乾燥しても膨張収縮が最小限にとどまること、乾燥過程で木材の反りや曲がり、割れなどの問題が発生しにくい、つまり狂いが少ないというメリットがあったためです。
 本商品は、タモ材の柾目だけを木取りした上に、特殊な乾燥処理を施すことで、床暖房という木材にとって過酷な環境にも耐えられるほどの、高い寸法安定性を備えた無垢フローリングに仕上げています。

すっきりと優しい柾目の表情

 柾目というと、和風建築に用いられているスギやヒノキを連想する方が少なくないかもしれません。確かに、和風建築においてスギやヒノキの柾目は、特に造作材として使用され、そのすっきりとした表情が、和の落ち着きのある、洗練された空間づくりに一役買っています。
 本商品に使われているタモ材の柾目は、まっすぐ縦に走る木目の縞模様を持ち、フロアー全面に敷き詰めると、シンプルですっきりとした雰囲気になります。また、癖のない表情は、空間デザインを選ばず、狭いスペースや和の空間にもしっくりと納まります。

目詰まり、だから暖かい

 タモは広葉樹に属し、その中でも導管が年輪に沿って並ぶ環孔材に分類されます。導管とは、樹木が根から吸収した水分を吸い上げる、動物でいう血管にあたる器官で、木材として加工すると、空洞になります。タモは、比較的大きな導管が束になって帯状に配列しているという特徴を持っています。そのため、寒い地域でゆっくりと成長すると、木目の間隔が狭い、目詰まりの状態となり、成長の早い樹の同じサイズの材と比べると、木目の数が多くそれだけ導管の数が増えることとなります。導管が多いということは、木材内部の空気の層が多いということとなり、熱伝導率が低くなるため、素手や素足で触れたときに熱を奪われにくく、床暖房を使用していないときでも、より温もりを感じることができます。
タモ[柾目] 床暖房対応無垢フローリング75mm巾の断面

艶を抑えたマット調のウレタン塗装

オイル塗装やワックス仕上げといった浸透性塗料と比較すると、表面に塗膜を形成するコーティング系のウレタン塗装は、表面保護の点で優れているものの、木質感が薄れるのでは、といった点を懸念されることがあります。
本製品には、ウレタン塗装でありながら、艶を極力抑えたマットな仕上がりが得られることに加え、タモ材の風合いや肌触りも感じられるArborインビジブルコート塗装品をご用意。床暖房を使用しない夏場、素足で歩くと木目の凹凸を感じることができ、まるで木綿の様な、さらりとした心地よい感覚が得られます。
※大手ガス会社基準 温水床暖房対応品
※主に柾目どりをした商品ですが、追い柾の部分も含まれます。