オイルの再塗装について、ショールームでワークショップを開催したり、
こちらのブログでも何度か紹介してきました。
作業としてはオイルを塗って、拭き取るという単純な作業なのですが、
床一面となると作業量も多く、手もベタベタになってしまって大変!
と感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、少し工夫するだけで作業が楽になる裏技、「てるてる坊主」を、
実際に現場で作業している写真とともに紹介したいと思います。
(1) まず、タオルを丸めて芯となる部分を作ります。
(2) (1)で作った芯の上にラップを巻きます。
(3) その上にもう一枚タオルをまいて、輪ゴムで留めます。
これで完成です。
あとは、この「てるてる坊主」にオイルを染みこませ、無垢材に塗っていきます。
芯があるので、そこまで力を入れなくても、オイルを薄くすり込むことができます。
また、ラップを挟むことによって、タオルの奥までオイルが染み込んでしまって、
手がベタベタになってしまうということも防げます。
塗料は植物オイルでも蜜蝋樹脂ワックスでも、
浸透性塗料なら同じように作業していただけます。
モップやハケなどを使いたいというお声をいただくこともありますが、
そうすると塗料を塗りすぎてしまって、ベタつきの原因となり、
乾拭きでの拭き取り作業が大変になってしまいます。
結果的に手で刷り込むように塗ったほうが、きれいに簡単に仕上がります。
ぜひ一度、この「てるてる坊主」を試してみてください。
浸透性塗装のメンテナンス方法については過去ブログ記事、
または、WEBサイトのメンテナンス情報のページをご覧下さい。
▼【無垢木材のメンテナンスについて】~浸透性塗料編~(ブログ)
http://www.mokuzai.com/Blog/20150225
▼無垢フローリングのお手入れ方法 ~浸透性塗料編~
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-129
《ショールーム》
東京ショールームMOKUZAI.com
はリビングデザインセンターOZONE 6Fに
ございますので、ぜひお立ち寄りください。
※ショールームでの塗料販売は行っておりません。ご注意ください。