先週のブログでは「
無垢フローリングの張り方」についてご案内させて頂きました。
続く今回は、「
無垢フローリングの幅の違い」について、ご説明いたします!
無垢材を選ぶ上で重要なポイントとなる「幅」。
しかし、幅が違うと何がどう違ってくるのか分からない・・・という方も多いのでは。
今回は幾つかの視点から、幅による違いをお伝えします。
まずは「
見た目」の違いから、確かめてみましょう。
下記3つの画像は、いずれも
ヨーロピアンオークのフローリングです。
幅が広ければ広いほど、無垢材ならではの存在感を強く感じます。
一方で、無垢材の色の濃淡がより引き立つのが幅の狭いフローリングの特徴。
それぞれに違った「無垢らしさ」を感じて頂けるはずです。
次は、
タモのフローリング。
廊下などの限られたスペースに張る場合は、幅の狭い床材の方が、空間を広く感じさせます。
幅の広いフローリングをお選びいただくと、タモ特有の大柄な木目をゆったりと楽しむことができそうです。
幅の狭いフローリング、幅の広いフローリングのそれぞれに異なった良さがあり、どちらをお選びいただくかはみなさまのお好み次第です。
しかし、「幅」を選ぶ上で大事なポイントは「見た目」だけではありません。
たとえば「
金額」の面から考えると、基本的に幅の狭いフローリングの方がお手ごろです。
これは、幅の広いフローリングの場合、一本の丸太から切り出すことのできる量がより少なくなるためです。
また、「
動き」の面からも考えてみましょう。
調湿作用をもつ無垢材は、湿気が多いとその湿気を吸うことで膨らみ、乾燥していると湿気を放出し縮むことで、室内の湿度を快適に保ってくれています。
その膨張収縮する「動き」は、細胞の多い幅広フローリングの方がより大きくなります。
当社のフローリングの場合、幅に関係なくさまざまな対策によってその動きを抑えていますが、より動きにくい床材をお求めの方には、幅の狭いフローリングがオススメです。
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無垢材の「動き」はなぜ起こる? ―「動き」と上手に付き合うには―【688 号】
http://www.mokuzai.com/MailMagazine/128
このように、ご自身のお好みやご希望に応じて、フローリングの幅を選んでみませんか。
本社・東京ショールームでは、たくさんのサンプルをご用意してお待ちしています!
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無垢フローリング、幅によって何が変わるの?【678 号】
http://www.mokuzai.com/MailMagazine/106
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