【本社ショールーム】無垢材の経年変化について

  • 2018年03月21日
  • お知らせ
私たちの身の回りのものはすべて、時間の経過とともに変化していきます。
その変化を説明する際に「経年劣化」という言葉を用いることが多いことからも分かる通り、時間とともに古くなり、品質が落ちていってしまうものがほとんどです。

ただし、デニムや革などに代表されるように、例外的に、時間を経ることによって魅力を増していく素材もあります。何を隠そう、無垢材もその例外のひとつなのです。
こういった素材は経年で劣化するのではなく、色味やツヤ、表情が変化することにより魅力を増していきます。

10年間使い込んだオーク材▲10年間使い込んだオーク材


無垢材の経年変化においては、「色の変化」がもっとも代表的です。
例えば、温泉地のヒノキ風呂を想像してみてください。思い浮かべたヒノキ材の色は、水あめのような黄色味がかった飴色ではないでしょうか?
しかし、もともとのヒノキは「白木」と言われるように真っ白な色をしています。
真っ白だったヒノキが、時間を重ねることで飴色へと変化し、あのヒノキ風呂の色になっているのです。

ヒノキの経変変化▲経年変化後のヒノキ(左上)と経年変化前のヒノキ(右下)


また、知らない方も多いのですが、実は色が変化する方向やスピードは、樹種によって異なります。
ヒノキのように濃くなるものもあれば、ウォールナットのように次第に明るくなっていくものもあります。
ご入居後すぐに色が変化するものもあれば、ゆっくりと時間をかけて変化していく樹種もあるので、ご希望の樹種がどういった変化をするのか、あらかじめ確認されるのをお勧めします。

とはいえ、文字や言葉での説明だけでは、色の変化はイメージしづらいものです。
そこでマルホン本社ショールームでは、10年ご愛用いただいた無垢フローリングを数種類ご用意いたしました!
実際のものをご覧いただくことで、10年後の色味を確認できるのはもちろんのこと、10年のあいだについた汚れや傷が、塗料を塗りなおしたり、サンディング(やすりがけ)を行ったりとメンテナンスすることで、簡単に美しくなるということも確かめることができます!
以下に、その一部をご紹介したいと思います。

メープルはもともと真っ白な色をしていますが、経年変化で少しずつ色に深みが出てきます。一番下の部分に、その深みのある色が残っています。
10年経って深みを増した色も、一番上の部分のように、やすりをかけることで一気に白さが戻ってくるので不思議です。

メープルの経年変化▲メープル(下から10年使用後/塗料にてメンテナンス/サンダー+塗料にてメンテナンス)


こちらのヨーロピアンオークには、10年使用する中で水が垂れてしまったのか、染みが点々とついてしまっています。
しかし一番上の部分をご覧ください。やすりをかけて塗料を塗ることで、汚れもまったく気にならなくなりました!

ヨーロピアンオークの経年変化▲ヨーロピアンオーク(下から10年使用後/サンダー+塗料にてメンテナンス)


無垢材をご検討いただく際には、ぜひこの「経年変化」にも注目して選んでみてくださいね。
経年変化について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

▼経年変化する無垢木材―使い込むほどに風合いが増し、劣化しない素材―【691 号】
https://www.mokuzai.com/MailMagazine/144

また、静岡県浜松市のマルホン本社ショールームでは、上でご紹介したメープルヨーロピアンオーク以外に、アッシュ(熱処理)、ウォールナットの10年経過したサンプルもご覧いただけます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

▼マルホン本社ショールーム[完全予約制]
https://www.mokuzai.com/Showroom/sr-hamamatsu

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