無垢フローリング・無垢木材・無垢内装材|MOKUZAI.com検索MENU

ペットと暮らすための無垢フローリング

  • 2021年02月24日
  • その他
日本のご家庭の3世帯に1世帯はペットを飼っていると言われるほど、今やペットとの暮らしは当たり前になっていますね。

ペット 無垢フローリング
▲無垢フローリングとペット

ショールームでも、「ペット用の無垢フローリングはありますか?」というご質問をたくさんいただきます。
今回のブログでは、ペットと暮らすための無垢フローリング選びのポイントを、【堅さ】【木目】【加工】【塗装】の4点に絞ってご案内します。

【堅さ】
木の種類によって、堅さはさまざまです。
柔らかい木は傷つきやすいものの、衝撃を吸収してくれるため、ペットの足腰にやさしいのが魅力です。
一方で堅い木は、柔らかい木と比べるとペットの負担が大きくなりますが、傷はつきにくくなります。

ピーカン クルミ フローリング
▲左:堅い木[ピーカン]/右:柔らかい木[クルミ]

【木目】
木の種類の中でも、広葉樹は「散孔材」と「環孔材」に大別することができます。
ペットの滑りやすさを考えた場合は、木目がおとなしい「散孔材」よりも、木目がはっきりしている「環孔材」の方が滑りにくいようです。
これは、木目の凸凹が足裏のグリップを効きやすくしてくれるからだと思われます。

タモ カバザクラ フローリング
▲左:環孔材[タモ]/右:散孔材[カバザクラ]

【加工】
マルホンのフローリングには、木の表面を削って凹凸模様をつける「表面加工」を施すことができます。
この凸凹によって、見た目に素敵なのはもちろん、滑りにくくなる効果が期待できます。
加工の形状は13種類ご用意していますので、お好みにあったものをお選びください。

ブラッシング ツキノミ フローリング
▲左:ブラッシング加工/右:ツキノミ02加工

【塗装】
滑りにくさを重視される場合は、木の表面に塗料を染み込ませる
浸透性塗料」による塗装がおすすめです。
木目の凸凹が活きているため、滑りにくい塗装と言えるでしょう。

▼浸透性塗料のお手入れ方法
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-129

とにかくお手入れが楽なものが良いという方におすすめなのは、「コーティング系塗料」の塗装です。
木材の表面にプラスチックのような堅い膜をつくるため、汚れに強い塗装です。
ただし、浸透性塗料による塗装と比べるとツルツルとした質感になるため、ペットが滑りやすいという一面もあります。

▼コーティング系塗料のお手入れ方法
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-23

お手入れは楽なものが良いけれど、ツルツルした質感では無く、木目を感じたい!という方には「高機能塗料」の塗装をご用意しています。
汚れにも強くお手入れが楽な上に、浸透性塗料で仕上げた無垢材に近い触り心地です。

▼高機能塗料のお手入れ方法
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-141

以上、4つのポイントをご紹介してきましたが、ペットとの暮らし方は、ご家庭により千差万別です。
”ペットの足腰のことを1番に考えたい”とお思いの場合は、柔らかく、木目がはっきりとした木に、表面加工を施し、浸透性の塗装で仕上げると良いでしょう。

“ペットの食べこぼしによる汚れや、ひっかき傷が気になってしまう“という方には、堅い木にコーティング系塗料や高機能塗料を塗ったフローリングがお勧めです。

さまざまな木の種類や塗装の種類、加工を組み合わせて、あなたとペットの暮らしにピッタリの床を探してみてくださいね。


本社ショールーム[完全予約制]
住所   〒434-0013 静岡県浜松市浜北区永島1295
電話番号 053-587-0711

東京ショールームMOKUZAI.com[予約優先]
住所   〒163-1006 東京都新宿区西新宿3-7-1
新宿パークタワーリビングデザインセンターOZONE6F
電話番号 03-5326-7411
*土日祝日は混雑のため繋がりにくいことがございます

福岡ショールーム[予約優先]
住所 〒810-0028福岡県福岡市中央区浄水通5-1 MARUHON FUKUOKA
電話番号 092-406-9236
*混雑のため繋がりにくいことがございます