定尺フローリングの張り方を楽しむ

  • 2021年05月12日
  • お知らせ
無垢フローリングの長さには、「ユニタイプ」と「ワンピースタイプ」いう2種類があります。
3~6枚ほどのピースを長さ方向につなぎ合わせて一定の長さに仕立てたものを「ユニタイプ」といい、つなぎ目のない1枚もののフローリングの事を「ワンピースタイプ」といいます。


▲ソリッドユニタイプイメージ図


▲ソリッドワンピースタイプイメージ図

そして「ワンピースタイプ」には、さまざまな長さが混ざる「乱尺」、定まった長さのみが混ざる「ネステッド(例えば606、909、1212㎜など)」と、すべてが同じ長さの「定尺」と3種類あります。
今回のブログでは、「ワンピースタイプ」の「定尺」の張り方についてご紹介します。

「長さ」について詳しくは下記をご参照ください。
▼無垢フローリングの選び方-サイズで選ぶ 長さについて-
https://www.mokuzai.com/Blog/20201209

▼「無垢フローリング、長さの違い 見る木活かす木690号」
https://www.mokuzai.com/MailMagazine/133

ワンピースタイプの「定尺」は、910㎜や1820㎜など、フローリングの長さ方向につなぎ目がなく、一定の長さで揃っているものです。
規則性があるため、スッキリとした張り映えを楽しむことができます。
乱尺のように流し張りをすることも可能ですが、せっかく長さが揃っている「定尺」であれば、「りゃんこ張り」、「すだれ張り」、「韓国張り」といった特徴的な張り方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【りゃんこ張り】
同じ寸法のものを、一定の間隔でずらして張る方法です。
数枚おきに木口のつなぎ目を直線上にあわせることで整然とした印象になります。

りゃんこ張り
▲りゃんこ張り


【すだれ張り】
同じ長さのフローリング材を巾方向の接合面を揃えて張る手法です。
天井によく使用される張り方を床に応用することで、お部屋の広がりを感じさせます。
他の張り方と比べ、よりすっきりとした印象に仕上がります。

すだれ張り
▲すだれ張り


【韓国張り】
縦に並んだフローリングの間に、一定の間隔で横向きの板を張る方法です。
朝鮮半島の古い民家や寺院などに見られる張り方のひとつ。
長くまっすぐな木材があまり取れなかったかつての朝鮮半島で、短尺材でも見栄えがよく見えるよう工夫された張り方です。
短い素材を規則正しく配列し、長尺材で挟み込むことで、整然とした落ち着いた空間を演出します。

韓国張り
▲韓国張り


家具や内装次第で、デザインの幅は大きく広がり、歴史を感じさせるクラシカルな雰囲気にも、モダンでスタイリッシュな雰囲気にも合わせることができる、というのがお分かりいただけたかと思います。
定尺フローリングをご採用の際には、ぜひ張り方を工夫して、オリジナリティのある空間を演出してみてはいかがでしょうか。

*その他の張り方バリエーションについては、下記にて紹介しております。
▼無垢フローリング 張り方バリエーション
https://www.mokuzai.com/LearningWood/in_di-114