森の中にいると、どこか清々しく、爽快な気分になりませんか?
さらりと肌を撫でる空気、葉の擦れる音、木々の香り。
森の中にいるだけでとてもリラックスできますよね。
木の香りや手触り、木目には、実際にリラックス効果があることが分かっています。
お部屋に木を使うことで、お家の中にいながら森林浴のようなリラックス効果を感じることができますよ。
今回は、木の持つリラックス効果についてご紹介します。
まずは、「香り」のリラックス効果について。
木の爽やかな香りは、「フィトンチッド」という香り成分によるものです。
「フィトンチッド」は、本来、木が虫や細菌から自分を守るためのものなのですが、人間にとっては、血圧を下げ、脈拍の乱れを減少するなど、自律神経を安定させてくれる効果があります。
▲尾鷲ヒノキ 無垢フローリング
例えば、日本を代表する針葉樹である
ヒノキ。
ヒノキのまな板や、ヒノキ風呂を思い出すと、心地よい香りも蘇ってくるのではないでしょうか。
ヒノキの香りには、リラックス効果のほか、抗菌作用やダニの繁殖抑制効果などもあります。
次に「手触り」と「足触り」についてです。
無垢材に触れていると、思わず頬ずりしたくなるような心地よさを感じます。
手や足で木に触れた時のリラックス状態を調査した実験では、大理石に触れるよりも、木に触れた時の方が副交換神経の活動が活発になり、リラックスすることが分かっています。
詳しくご覧になられたい方は、是非こちらをご参照ください。
▼手と足で木に触れて得られるリラックス効果【708 号】
https://www.mokuzai.com/MailMagazine/191
続いては「木目」です。
木が沢山使われているお家にいると、なんだか心が落ち着くということはありませんか?
実は、木の木目にもリラックス効果があるのです。
例えば、木目がはっきりとしているのが特徴の
タモ。
▲タモの木目
▲タモ 無垢フローリング
タモに限らず、木の年輪の間隔には「1/fゆらぎ」と呼ばれるリズムがあります。
これは、”規則正しさ”と”不規則さ”が、ちょうど良く調和されたパターンのことで、人の視覚に心地よさを与えるリズムだと言われているのです。
木目のほか、波の音、星の瞬き、炎のゆらめき、鳥のさえずりなどのリズムにも、1/fゆらぎがあります。
最後に、無垢材のもつ「調湿作用」についてもご紹介します。
無垢材は、夏のジメジメとした時期には空気中の湿気を吸い、冬にはその湿気を吐き出すことで、お部屋の湿度を快適に調整してくれます。
湿気っぽい夏や、乾燥した冬の不快感がなくなるだけでも、とてもリラックスできそうですよね。
例えば
天竜スギなどはいかがでしょう。
▲調湿作用にすぐれている天竜スギ 無垢フローリング
このように、木材は高いリラックス効果をもたらしてくれるものです。
リビングや寝室など、おうちの中でも特にリラックスしたい場所に無垢材を使用することで、快適な空間にすることができますよ。
マルホンのショールームでは、様々な無垢材のサンプルをご用意しています。
実際に目で見て、木に触れて、香りを確かめていただくことができますので、
是非、お近くの
ショールームへお越しください。
皆様のご来場をお待ちしております。