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塗装で変わる、無垢フローリングの色味

  • 2021年08月11日
  • レポート
無垢フローリングの選び方は様々ありますが、中でも多くの人が選ぶポイントにとしているのが「色」です。
無垢材の色は非常にバリエーション豊かなので、明るい色から濃い色まで、木の種類ごとに色が違います。
まずは自分の好きな色の無垢材を選ぶのが重要です。

また、実は同じ無垢材でも、塗装の種類によって色味が少しずつ変わってきます。
どんな色味に仕上げたいか、という視点で塗装を選んでみても良いかもしれません。
今回はオークを例に、塗装による色味の違いをご紹介します。


無垢フローリング 植物オイル オーク
▲ヨーロピアンオーク Arbor植物オイル塗装


<無垢材本来の色や木目を活かす>
まずは、無垢材本来の表情を楽しむ塗装です。
こちらは、浸透性塗料のArbor植物オイルを塗装したヨーロピアンオークです。
しっとりとした濡れ色になり、無垢材らしい温かな色味を存分に引き出してくれます。
木目の模様も引き立ててくれるので、オークをはじめ、タモやクリなど、木目がはっきりしている樹種には特におすすめの塗装です。


”無垢フローリング オーク Arbor蜜蝋樹脂ワックス"
無垢フローリング オーク Arborガラスフィニッシュ"
▲[左]ヨーロピアンオーク Arbor蜜蝋樹脂ワックス塗装/[右]ヨーロピアンオーク Arborガラスフィニッシュ塗装


<無塗装に近いマットな風合いに仕上げる>
浸透性塗料のArbor蜜蝋樹脂ワックスArborドライワックスはさらりとマットな質感で、無塗装に近い風合いを演出します。無垢材特有の黄色味を抑え、白っぽく見せたい方にもおすすめです。
自然な質感を残しつつ、メンテナンス性も高めた高機能塗料のArborガラスフィニッシュArborインビジブルコートの場合も、同じようにマットな仕上がりになります。


”無垢フローリング オーク ワイピング"
無垢フローリング オーク ワイピング"

▲[左]ヨーロピアンオーク オイルホワイトウォッシュ塗装/[右]ヨーロピアンオーク ウレタンミルキーウォッシュ塗装


<さらに明るく仕上げる>
Arbor蜜蝋樹脂ワックスやArborガラスフィニッシュで仕上げたものよりもさらに明るく見せたい、という場合には、着色するという方法もあります。
木目の中にオイルステインを擦り込み、木目を際立たせる塗装、ワイピング
ホワイト系のワイピング塗装は、元々のオークの色よりもワントーン明るく仕上がります。
オイルホワイトウォッシュ塗装であれば、木の質感は残しつつ、無垢材本来の色よりも明るく見せることができますよ。



無垢フローリング オーク ワイピング
▲ヨーロピアンオーク オイルグレーウォッシュ塗装

無垢フローリング オーク 草木染
▲ヨーロピアンオーク 草木染GR735マスハナ塗装


<グレイッシュに見せる>
グレー系の色をお探しの場合は、ワイピングや草木染塗装を施すことで叶えられます。
ヨーロピアンオークにオイルグレーウォッシュの塗装を施すと、グレイッシュで、長年使いこんだラフな雰囲気を醸し出すことができます。
植物の根や茎、花から採れる染料を使用して染色する「草木染」は、木の表情を活かしつつもヴィンテージ感のある仕上がりになります。
黒やグレー系のキッチンや、アイアン等の異素材との相性もばっちりですね。


無垢フローリング 塗装
▲ヨーロピアンオーク塗装違いサンプル 左から植物オイル/インビジブルコート/オイルホワイトウォッシュ/草木染GR736


※ワイピングや草木染塗装には、推奨樹種がございます。詳細は下記リンクよりご確認ください。

▼ワイピング
https://www.mokuzai.com/Notice/wipingpainting
▼草木染
https://www.mokuzai.com/Notice/kusaki



いかがでしょうか。同じ樹種でも塗装が違うと雰囲気が変わりますね。

タモやアッシュ等、他の樹種でも、オークと同様に、塗装で色の違いを楽しむことができます。

ショールームでは、実物を手に取りながら、お客様のイメージやご希望に沿った商品をお選びいただくことができます。
お出かけの際はぜひお近くのショールームにお立ち寄りください。